平本式スタッフ永田順子です。
今日ご紹介するのは、責任感が強く、
「頼まれるとイヤと言えない。引き受けてしまうんです、、、」
そんな風に話す、松宮 真由さん(仮名)28歳のエピソード。
キュートな笑顔が、同性から見ても魅力的な女性。
メーカーの営業事務として、6人の営業メンバーのアシスタントをしています。
メンバーは皆いい人で、楽しく仕事をしているのですが、
仕事を頼まれると、どんなにいっぱいいっぱいでも断れない、、、
笑顔で「はい!やります!」とつい、言ってしまう。
休みの日も、ほんとは、家でゆっくりしたいなあと思っても、
彼に「休みの日は、1日中、真由と一緒に過ごしたい、、」と言わると、
朝から出かけて、体調を崩してしまったり、、、、
そんな日々のことを友人に話していたら、こう問われました。
「真由、あなたは、本当はどうしたいの?いつも、人の顔色をうかがっているみたい、、、、」
真由さんは、ドキっとしました。
そう、いつも、人の顔色をうかがって生きてきたことに、うすうす気づいていたのです。
+ + +
真由さんのお父さんは地元で愛され、3代続いてきた、精密機器の工場の経営者。
「男の子に継がせたい」と、親戚一同が、男の子の誕生を期待している中、
女の子として生まれました。
もちろん、可愛がられて育ちました。
そして、小学生のある日、親戚の集まりの時に、
「真由ちゃんが、男の子だったらよかったのにねえ。。」
おばさんたちが、そう言っているのを
真由さんは聞き、その場に凍りついてしまいました。
大人の何気ない、茶飲み話だったかもしれませんが、、
真由さんの心には、「私は、女の子として生まれてきてはいけなかったんだ、、、」
そんな信念が、刻まれてしまいました。
「私は、生まれてきてはいけなかったんだ、、、」
+ + +
真由さんも、頭では理解できます。
「私は、男の子じゃないけど、ちゃんと両親に愛されて育ってきた」と。
でも、心の奥底で
「私は、生まれてきてはいけなかったんだ、、、」
という信念(思い込み)が、自分らしい人生や、自分らしい幸せを味わうことの
足を引っ張ることがあります。
このような時には、一旦、その「信念」(思い込み)が形成されてしまった、
具体的なシーンを思い出し、
「この時は、本当に辛かった、悲しかった。
その時に、私は、
生まれてきてはいけなかったんだ、、
そう”思い込んで”しまったのも仕方がなかったよね、、、」
と、当時の感情を再体験し、
「未完了の感情」を「完了」させます。
その上で、新しい信念を作っていくことができるのです。
真由さんも、そのプロセスをたどる事で、
「ありのままの私だから愛される」
という、新しい「信念」を手に入れました。
あわせて、相手を傷つけない「NO」が言える
コミュニケーションスキルも学びました。
今では、
「〇〇さんの仕事、すぐお手伝いしたいけど、今日は××の締め切りで難しくて、、
明日の朝、一番でしたら、できます!」
と、軽やかに受け答えできるようになり、
ますますチームメンバーの信頼を得ています。
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【心理カウンセリング集中セミナー4日間
集中セミナー2020春 】
5/2-5(土日、祝月、平日火)
https://inovatia.jp/counseling/
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真由さんは、カウンセリングセミナー4日間で体験したことを
自分自身のセルフカウンセリングや、セルフマネジメント
(自分自身の感情や行動のマネジメント)にフル活用。
仕事のパフォーマンスも上がり、昇進の話も出るようになりました。
チームの営業の社員とも、雑談がてら、仕事の悩みを聞いているだけで
自然にカウンセリングをしてしまっているようで、
「真由さんと話すと、スッキリする!」
と、言われるようになりました。
あらゆる悩みに対処できる実践的で体系的な心理学を学んだ事で
「これから、結婚、子育てにも、一生、役立ちそうです!」
そう語る、真由さんは、心の底からの笑顔が輝いています。
一緒にいると、こちらまで幸せな気持ちが伝染してきます!
人は誰でも、無限の可能性がある。幸せになる権利がある。
そのことを、これからもお伝えできたら嬉しいです。
追伸:
短い時間で、心理学の解説を聞くことができる
初心者向け講座もあります。
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平本あきおの
~専門家による体系的なアプローチとケーススタディ~