「人は感情で動く」を活かすマネジメント

平本式スタッフの永田順子です。

「人は感情で動く」

人の「感情」について理解を深めると、

短期的にも、長期的にも、営業成績をあげることが楽になります。

「感情」の活かし方って、知って活用できるようになると、

それ以外の方法がありえない!と思えるくらい、

パワフルで、しかも簡単なので、

私の周りでは、活かすことが当たり前になってしまってるのですが、

日本の会社では、まだまだ非常識なマネジメント方法・・・かもしれません。

今日は、弊社のセミナーの日常、よくある一場面を、複数の実例をもとに再構成してご紹介させていただきます。

 

Aさんは、48才、地域に根ざした、不動産会社の営業部長。

社長の指示で、他部署の部長とともに研修として参加したのが

弊社主催の「価値観マネジメント」の2日間でした。

 

Aさんは内心、

 

「社長が行けっていったから参加したけど、

 お客様相手だから、土日は仕事優先にしたいのに・・・」と、

休憩時間も営業所に電話。大声で、指示を出していました。

 

そのAさんの目の色がかわった瞬間が、

価値観を引き出され、

過去の大切なエピソードを思い出した時でした。

 

Aさんは、普段から大切にしていた想いがありました。

「地域で一番、頼りにされる会社にしたい!」

 

Aさんの脳裏には、たくさんの嬉しかった体験とともに、

忘れられない「悔しい思い出」が蘇ってきました。

お客様に

ぴったりの物件を紹介できて

喜ばれて、嬉しかった時のこと。

 

今の会社に転職して、

社長のビジョンに共感したこと。

 

そして、思い通りにならず

悔しかったこと・・・

 

Aさんは転職前の会社で

ある年配のお客様に

その人のライフスタイルにあった物件より

 

「会社がうりたい物件」を

売ってしまったことがありました。

 

会社の売り上げのため、

自分の成績のために、ついやってしまったことでした。

もちろん、客観的には、ちゃんとした物件でした。

でも、、

ずっと心にひっかかっていて、

 

だからこそ、

「地域で一番、頼りにされる会社にしたい!」

と思っていたのです。

Aさんは、久しぶりに当時のことを思い出して、

現状の自分の仕事ぶりにも気づきました。

 

「部長としての数値責任ばかりに

 意識がむいてしまって、

 

 部下にも数字のことばかり。

 

 自分が大事にしたい価値観のこと、

自分の本当の想いを、忘れてしまっていました・・・」

 

ちょっと近寄り堅い雰囲気だった

Aさんの表情が、一気に和らぎます。

 

 

「高い建物ほど、土台をしっかり掘ることが必要。

それと同様に、大きな夢やチャレンジに取り組むとき、

 『どんな想いで、それをやりたいのか?』

 想いの奥にある、過去のエピソードを掘り下げることが重要!」

 

弊社代表であり、9万人以上のビジネスパーソンに

心理学の重要性を教え続けてきたプロフェッショナルの平本あきおが

よくお伝えしている話です。

 

もちろん、数値目標を達成することは

大切です。

そのためにも、

自分の「価値観」を満たす形で目標を紐づけたほうが、

やる気が持続し、目標に向けて、行動が加速してしまうのです。

 

+++

 

その後、1ヶ月ほどして、

Aさんから嬉しい報告を聞きました。

 

「「相手の関心に関心をもつ聞き方」

を実践してみたら、

部下から「報連相」が増えたんです。

 

今まで「報連相が大事だ!」

って、何度言っても、なかなか来なかった部下たちなのに(苦笑)

 

おかげで的確な指示ができるし、

営業所の雰囲気が明るくなって・・・

そして、驚くべきことに、

部下の営業成績もあがってきました!」

弊社開催の「価値観マネジメント2日間セミナー」では、

人の心理とビジネスの関係に理解を深めることと同時に、

即効性のある「コミュニケーション方法」を訓練します。

「相手の関心に関心をもつ聴き方」は、

相手の「価値観」を知り、感情を仕事で活かせるよう導くために、

超重要な聴き方です。

 

「相手が関心を向けていることを、

 

 相手の目で見て、

 相手の耳で聞いて、

 相手が感じていることを

 イメージできるように聴く」

 

この聴き方で話を聴けるようになると、

それまで、よく理解できなかった相手の言動の奥にある

考え方や気持ち、意図していたこと、本音・・・などが、

びっくりするぐらい、わかるようになります。

 

Aさんはもう一つ、

嬉しそうな顔で教えてくれました。

 

「最近、家に帰ると

 4歳の息子が、パパーーー!って

 飛びついてくるんです。

 

 以前は、父親の私を怖がって

 近づいてこなかったのに。(苦笑)

 

 以前は、こどもと話す時にも、部下と同じように、

「判断、評価、分析」モードで

 話してしまってたんですね(苦笑)

 

 子どもに対しても

「相手の関心に関心をもつ聴き方」で接していると

彼のことが、以前よりもわかってきて、

 子どもも、いろんな話をしてくれるようになって

「パパだいすきー」って言うようになって、嬉しいです(笑)」

部内の営業成績があがるだけでなく、

家族もみんなで幸せになる、

心理学とコミュニケーションをたっぷり学べる

「価値観マネジメント」2日間集中セミナー。

Aさんのように、仕事ができて、まわりを幸せにしたい人に超オススメです!

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