本当はどうなったらいい?
平本式スタッフの中田久美子です。
別記事で「自分軸を大切にしていない人は、人間関係もうまくいかなくなることが多い」と書いたのですが、逆にいうとそれは「自分軸を大切にすると人間関係もうまくいくことが多い」ということです。
では、なぜ「自分軸ファースト」で人間関係がうまくいくのか?
結論を先にお伝えしますね。
それは、
- 「私にとって大事なのは〇〇」そして「あなたが大事にしたいのは〇〇」
- 本当は、どうなったらいい?(理想)
- 今はどう?(現状)
- そのために(現状を理想に近づけるために)どうしたらいい?
この順番で、考えたり、議論することができるようになるから。
この極めてシンプルな思考プロセスは、批判や責任追及(過去)ではなく、向かいたい未来に意識を向けます。
それによって、
- ストレスが減り、
- 建設的な意見やアイデアが出やすくなり、
- 現実的な打ち手が見え、
- アクションが加速
するのです。
人間関係がうまくいくイメージ、少し湧いてきましたか?
「正しさ」の限界を知る
「自分にとって何が大事?」「本当はどうなりたい?」をないがしろにしていると、身近な人、周りにいる人の価値観やビジョンも大切にすることができません。
そのような人がやってしまいがちなこと、それは、
- 「…すべき」という基準で評価判断し、
- 自分にも周りの人にも「正しい答え」を押しつけてしまう、
ことです。
- 「自分にとっての大事なこと」
- 「Aさんにとっての大事なこと」
- 「Bさんにとっての大事なこと」
よりも、
- 「正しいこと」
が重要だと思っているので、一人ひとりの意見や気持ちに耳を傾けることをしません。「正しい答え」が明白な場合は、それでも、なんとかうまくいくかもしれません。
でも、「正しい」ってどういうことでしょう?
今の時代、何が正しくて、何が間違っているのか、ビジネスでも社会でも、答えがわからないことだらけですよね。
「正しい答え」だけを追い求めた結果、さまざまな現場でこんなことが起こっています。
▼「どうしたい?」「どうなったらいい?」という視点を持つことなく、
▼ある意見を参考にすると「Aが正しい」から、その視点で他のアイディアは批判。
▼別の意見を参考にすると「Bが正しい」から、その視点で他のアイディアは批判。
▼批判ばかりで前に進むことはなく業務は停滞。
▼「自分はこんなに我慢して頑張っているのに、あの人は全然やっていない。」と周りを批判したり…、「自分がこんなに我慢して頑張っているのだから、あなたも我慢して頑張るのが当たり前!と相手に強要したり…、など、自分に対しても周囲に対しても、不平・不満・批判が多くなる。
▼八方塞がりで、打開策を見つけることも難しく、結果、諦めの境地へ。
このように「正しいこと」をしようとしているのに、周りの人には協力してもらえない、そんな状況に追い込まれていく。不満や批判ばかりで、他者の意見や気持ちに耳を傾けることのない相手には、誰もアイデアや本音を語ってはくれないものです。
こんな時、こんな環境でこそ、「自分軸ファースト」は有効に作用します。お互いの価値観を満たし、ビジョンを実現するためにどうしたらいい?と考える「自分軸ファースト」が生きてくるのです。
大切なことなので、もう一度書いておきますね。
- 「私にとって大事なのは〇〇」そして「あなたが大事にしたいのは〇〇」
- 本当は、どうなったらいい?(理想)
- 今はどう?(現状)
- そのために(現状を理想に近づけるために)どうしたらいい?
批判や責任追及に労力やエネルギーをかけるのではなく、向かいたい未来に意識を向ける。
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P.S.2
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