瞑想で脳をコンディショニング
最近、「瞑想の効果」について質問をいただくことがさらに増えました。
脳科学の研究も進み、メカニズムもずいぶん解き明かされてきています。
例えば、海馬の厚みが増加したり、扁桃体の細胞量が減少したり、前帯状皮質(ACC)が活発化したり、テロメアが修復されたり、幸福ホルモン「セロトニン」の分泌が促されたり、灰白質が増加したり、など、瞑想の習慣化によって、脳の構造や神経細胞のつながりが変化することが確認されています。
そして、これらは、記憶力が高まり、ストレスレベルが下がり、集中力や注意深さが増し、脳の老化を遅らせ、他者への共感や思いやりを高め、逆境から再起する力(レジリエンス)を強化するという変化につながります。
つまり、筋トレによって筋肉が鍛えられるように、瞑想によって脳はより高いパフォーマンスをあげやすい状態にコンディショニングされているというわけです。
瞑想で得られる具体的な変化
実際に瞑想を習慣にすると、「今、ここで起きている出来事や思考・感情をしっかり味わえるようになる」と実感します。
そして、頭や心に浮かんでくる思考や感情が、ネガティブであろうと、ポジティブであろうと、その思考や感情に左右されることなく、一瞬、一瞬を選ぶことができる、そんなもう1人の自分(=高次の自分)の存在を感じるようになります。
例えばあなたはこんな経験ありませんか?
- 会議での会話で、想定外のバッシングを受けたとしても先入観や感情に惑わされずに、瞬時に適切な対応ができる
- ゴルフでミスショットを連発したとしても平常心で楽しくプレーしながら、最高のパフォーマンスを取り戻せる
- 企画を作ったり、創作活動で行き詰まりを感じても自分の内側とつながり、インスピレーションが湧き出す
こんな状態が、日常になったら、すごくいいと思いませんか?
高次の自分は、目の前で起こっている出来事に一喜一憂することなく、「今ここ」から選ぶことが当たり前にできます。
瞑想による3つのコントロール=人生のパフォーマンス上昇
- 思考に左右されずに、思考を使いこなせるようになる
- 感情に左右されずに、感情を使いこなせるようになる
- 身体や五感の状態や動きに左右されずに、身体や五感を使いこなせるようになる
つまり、いつのまにか
「思考のコントロール」「感情のコントロール」「身体・五感感覚のコントロール」
ができるようなっているというわけです。
このように、生活や仕事のパフォーマンスを高め、私たちの人生にとって良い影響しかない瞑想。
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