平本式卒業生・実践記録ーあっきーさん(前半)

感謝がベースにあるコミュニケーションへシフト!
ー相手を「人生の主人公」として意識するー

あっきーさんはマネージャー歴10年。某大手企業に勤務する40代の男性(?)。
MBAなど資格取得に取り組む中で、コーチングに興味が湧き、「現場変革リーダー養成コース」を受講されました。

生来「人からよく見られたい」という気持ちが強く、コース受講中もなかなか本音を話せなかったあっきーさんですが、コースを受講することで自己開示ができるようになるにつれて、職場の雰囲気も柔らかく変化し、業績も3年連続TOP5%を達成。

また、企業マネージャーとしての仕事の傍、2年間で約300名に1on1コーチングを実践するなど、アウトプットにも積極的に取り組まれています。

そんなあっきーさんのコミュニケーションが具体的にどのようにシフトしていったのか?
Before/Afterを2回に渡ってレポートします。

 

「部下や家族との人間関係状態が悪かったわけではない。」
と言うあっきーさん。

「相手を思いやる」「相手の立場に立って考える」ことも自分なりに意識している。
とはいえ、相手の話を聞きながら、相手を尊重しようと思っていても、

実際には、

「自分が言ったことに対する相手の反応」が気になり、
「次に自分が何を話そうか?」ということが、常に頭を巡っている状態、

だったそうです。

 

1st Step

まず、部下との面談、仕事の商談、家族との対話、コーチング、さまざまなシーンで、コミュニケーションをとる相手を「人生の主人公」として意識することから。

具体的には、

「相手の背中の後ろ側に、これまで歩んできたその人の人生の道のりが過去から続いている。
そして、相手の目の前には、これから歩んでいく未来への道が続いている。
その人生の長い道のりの『今ココ』のタイミングで私と出会って、こうして話をしている。」

というイメージを頭の中に作り出します。

2nd Step

そして、「だからこそ『今ココの時間』を大切に過ごしたい」という思いを持って、話を聞くことに集中!

Shift !

最初は、かなり「頑張って」自分に言い聞かせるようにしてイメージを作り、
さらに「頑張って」話を聞くことに集中している状態から、
少しずつ「相手の人生に寄り添うモード」で自然に話を聞くことができる状態に変化。

2年ほど続けた結果、
「人生の主人公」とキーワードを心の中で唱えるだけで、すぐに寄り添うモードに入れるように。

 

 

最近は、例えば、部下と話すとき「家では奥さんとお子さん2人に囲まれて、平日の夜は◯◯なことがあり、週末も◯◯なことがあり…」というようなことを頭の片隅で想像しながら会話をスタートすることができるようになりました。

少しの時間そんなことを考えると、程度に差はありますが、「相手のことが好きになる」。
そして、「今日も朝から元気に出社してくれてありがとう!」というような気持ちになれます。

すると会話も自然と穏やかに、そして感謝がベースにある接し方になります。

はっきりと数値化したり目に見えるようにするのは難しい領域ですが、相手との人間関係がどんどん良くなっていく感覚があります。
この感覚を10年、20年…と続けていった先の未来が楽しみです。

 

いかがでしたか?
コースで学んだことを取り入れて、コミュニケーションを変えたことで、あっきーさんの人間関係がどんどんシフトしています。

あなたもぜひ、そんなシフトをご自分で体験してみませんか?

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